令和2年11月15日(日)、安芸津市民グラウンドで高円宮賜杯第40回全日本学童軟式野球大会の準決勝・決勝が行われました。
まずは準決勝、対戦相手は戸手少年野球クラブさんです。1回に1点先制。その後も足を絡めた攻撃で点を積み重ねていき6対1で勝利しました。守っては、3人の投手が2安打1失点と好投を見せてくれました。
いよいよ決勝戦。対戦相手は安佐クラブさん。今期、マクドナルドカップは2-1の僅差での勝利、中国新聞社杯は0-5での敗北…雌雄を決する3度目の対戦となりました。
序盤は両チームとも投手の力投と堅守で0行進。均衡が破れたのが5回。デッドボールででたランナーをスクイズで返され1点先制されたが、その裏すぐ、長打を放ち相手の中継がもたつく間に一気にホームイン。同点。
6回裏には2塁打から、相手のミスで進塁し、内野ゴロの間にホームに帰り逆転。長打に足を絡めて得点する今期のジュニアらしい攻撃で得点しました。
7回表、いいテンポでツーアウトを取り、悲願の高円宮杯制覇まであとアウト一つ…しかし、そう簡単じゃないのが野球。内野安打で出たランナーを進められ1点返され同点。タイブレークに突入。
タイブレークはノーアウト1、2塁で続きの打順からの攻撃。8回表の安佐クラブの攻撃を2失点で切り抜け、8回裏ジュニアの攻撃。ここから6年生が5人続く3番からの好打順。ファースト強襲ヒットでまず1点。1塁走者も一気にホームをつくが惜しくもタッチアウト。しかし、そのあと内野安打、フォアボールでつないで1アウト満塁。一打逆転の場面を作ったが、最後はホームゲッツーでゲームセット。
12期が目標としてきた広島県一位、ジュニア悲願の高円宮杯制覇にあとアウト一つ、あとヒット一本届かなくて、めちゃくちゃ悔しいけれど、最後の最後、一番大きな大会の決勝戦で、今期一番の素晴らしい試合ができたことは疑いようがないと思います。ですから、みんな胸を張って、誇りに思ってほしいと思います。本当にお疲れさまでした。
最後に、大会を運営してくださった連盟のみなさん、審判のみなさん、応援してくださったOB、保護者、ご家族のみなさん、安佐クラブをはじめ対戦してくださったチームのみなさん、そして、何より東広島ジュニアの選手と指導者のみなさん、「最高の秋」をありがとうございました。
☆試合の様子はこちら☆